ペンばんは!興味あるけどなかなか一歩踏み出せないことってありますよね。演技とかに興味はあるけどどうすればいいのかわからないと思う人もいると思います。
私もずっと演劇に興味はあったのですが、どうしたら演劇ができるのかわかりませんでした。しかし、大学のホームページを見ていたら演劇サークルがあることを知りました。
そこで大学院生ですが演劇サークルに参加してみることにしました。その体験談についてご紹介しようと思います。
いざ演劇サークルに出陣
サークル活動場所は私の所属している大学ではなく近くにある女子大学でした。いきなり難関が私の前に立ちはだかりました。サークル活動に参加するためには踏み入れたことのない女子大に入らなくてはいけないのです。「入っても通報されないよな、大丈夫だよな」とビクビクしながら校内に入りました。
活動場所は視聴覚室と書いてありましたが、そんな場所は私にはわかるはずがありません。困った末に近くにいた教授らしき人に「視聴覚室はどこでしょうか?」と恐る恐る聞いてみました。教授は丁寧に教えてくださいました。「なんで男がいるのだ?」という懐疑的な視線は気のせいだと思いたいです。
そうしてようやく辿り着きました。ドキドキが半端無いです。こんなに緊張してのは大学院目の面接以来です。ここまできたのならあとは勢いだと扉を握った手に力を込めました。
開けた瞬間に「あ、女子しかいない終わった、、、」と思い、今すぐに引き返したい気持ちにいっぱいになりました。インカレサークルとはいえ活動場所が女子校の時点で予測はしていましたが、いざそうだと動揺は隠せないものです。「どうも」となんともコミュ障らしい言葉をぼっそと言い、教室の椅子に座りました。嫌な汗が止まりませんでした。誰でも新しい環境には不安を抱くものですよね。
それから10人ほど集まり、部長のような人が「こんにちは」と明るく挨拶してからサークル活動が始まりました。私が参加したのは、新学期始めてのサークル活動だったようで、恒例の自己紹介をする流れになりました。周りの女の子が、「〇〇学科の1年の…です。」と自己紹介をしていますが、緊張で全く頭に入ってきませんでした。すみません。
ドキドキしている心臓がさらに大きく動き私の番が回ってきました。うわっずた声で自己紹介をしました。ここで私は大きな過ちをすることになります。それは、大学院生がこんなとこにいるの?と思われるのを恐れ咄嗟に「私は〇〇大学の2年の…です。」と学年をいつわりました。(これって犯罪じゃ無いよね??)とまぁなんとも言えないやらかしをしました。これぞ事故紹介ってな!すみません。。。
サークル活動
サークル活動は筋トレから始まりました。腕立て20回、腹筋10回、体幹20秒でした。普段運動していなかったためこれだけでも息が上がってしまいました。
筋トレが終わると発声練習から行いました。
演劇初心者の私はついていくに必死でした。
発声練習が終わると、配られた台本練習をしました。正直、「え?いきなり、こっちは初心者だぞ」と思いましたが、流れに逆らうことはせずに台本に目を通しました。サークルメンバーは皆優しく、初心者の私に色々と教えてくれました。
サークル時間は2時間であっという間に過ぎてしまいました。初めは緊張でガチガチでしたが、最後の方には緊張はほぐれて純粋に演技を楽しむことができました。嘘をついてしまったことに罪悪感は残りましたが、、、それでも演劇は楽しいと心から感じることができました。
サークル活動を終えて
今までずっとしたかった演劇に触れることができてとても楽しい1日を過ごすことができました。新しいことに挑戦することは勇気のいることです。しかし勇気を出して挑戦すると今までしたことのない経験をすることができます。それは、楽しい物かもしれませんし、辛い物かもしれません。どちらにせよ行動しなければ決して理解できることはありません。もし今やろうか悩んでいることがあれば迷わずにやってみてください!
終わりに
私の新しい挑戦の演劇についてご紹介しました。人生いろいろ楽しんだもの勝ちです!最後まで遊び尽くそうと思います!おわり!